

6. 英国の磁器
英国磁器は、東洋磁器への憧れを出発点に、
紅茶文化の普及と産業革命を背景として独自に発展した。
ジョン・ドワイトが研究の基礎を築き、
ボウとチェルシーが英国初の磁器を生み出し、ダービーとウースターが品質を高めた。
その後、ウェッジウッドは陶磁器を近代産業・ブランドへと発展させ、
スポードはボーンチャイナを完成、ミントンは芸術磁器として世界的評価を確立した。
英国磁器の歴史とは、東洋磁器を模倣するのではなく、
英国独自の技術・産業・美意識によって再創造し、
世界を代表する陶磁器文化へと発展させた過程である。
はじめに:英国の磁器
①英国陶磁産業の夜明け ジョン・ドワイト(1670年代)
②英国磁器の誕生 ボウ、チェルシー(1740年代)
③英国磁器の成熟 ダービー、ウースター(1750年代)
④陶磁器の産業化・ブランド化 ウェッジウッド(1759年以降)
⑤ボーンチャイナの完成 スポード(1770年代)
⑥ヴィクトリア朝の芸術磁器 ミントン(19世紀)
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